NEWｓ２８号　鉄人ジャーナル

加西の兄弟死亡事故　地裁「危険運転」に変更認める　

　加西市で昨年１２月、小学生の兄弟が軽トラックにはねられて死亡した事故で、神戸地裁は２日、自動車運転過失致死などの罪に問われた建築業小池巧被告（５４）＝加西市下万願寺町＝について、より罰則の重い危険運転致死罪に訴因を変更するよう求めていた神戸地検の請求を認めた。


　裁判員裁判の対象事件となり、１５日に予定されていた小池被告の初公判は同日、期日が取り消された。今後は、争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きに入る。

　訴因変更を求めて約６万５千人分の署名を地検に提出した兄弟の母生田伊津子さん（３６）は「署名にご協力いただいた皆さまに感謝します。裁判官、裁判員の方には私たちの心情を理解していただいて裁判を進めてほしい」とのコメントを出した。

　一方、小池被告の弁護人は「被害者のお気持ちは重視するが、危険運転致死罪に当たるかどうかは証拠を見て適正に対処したい」と話した。

　事故をめぐっては、兵庫県警が昨年１２月１０日、小池被告を自動車運転過失致死傷容疑で現行犯逮捕。危険運転致死容疑に切り替え送検したが、地検は、自動車運転過失致死罪などで起訴した。その後、地検は「飲酒により正常な運転が困難な状態」が認められるとして、１月３０日付で訴因変更を請求した。

ソース元　神戸新聞(2012/02/03 07:50)

自動車運転過失致死で死刑ぐらいの重罪までいけるのなら別やけど、罪が軽いからね。

あかんもんは「あかん」許してはいけない