NEWｓ２８号　鉄人ジャーナル

兵庫県や大阪府の私立高校で１０日、２０１２年度の１次入学試験が一斉に始まった。高倍率となった須磨学園高校（神戸市須磨区板宿町３）では、受験生たちが緊張した面持ちで試験に臨んだ。

　県私立中学高等学校連合会によると、既に試験を終えた１校を含む県内４２校の定員９９０８人に対し、３万４９２５人（３日午前１０時現在）が出願した。平均倍率は３・５２倍（前年同期３・４５倍）となった。

　須磨学園高の３類理数には、定員４０人に対し１２６３人が出願し、倍率は３１・５８倍と県内最高。このほか３類英数は１５・００倍、２類が４・５４倍、１類が１・０８倍だった。

　神戸市須磨区の女子中学生（１５）は「一生懸命勉強した。自信はないけど頑張ります」と笑顔。同市灘区の男子中学生（１５）は「絶対に合格するぞ！」と力強く話した。

　一方、大阪府内では９２校の定員２万１５６７人に対して、７万５５１３人（６日正午現在）が出願。平均倍率は３・５０倍となっている。（本田純一）

ソース元　神戸新聞

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